「長く寝れば大丈夫」は思い込みかもしれません——従業員の心疾患リスクと睡眠の意外な関係

「毎晩10時間近く寝ているのに疲れが取れない」
「忙しい時期は4〜5時間睡眠が続いている」
実は、「寝すぎ」「寝なさすぎ」の両方が、虚血性心疾患(心筋梗塞・狭心症)のリスクを高めることが研究から示されています。
人事・経営者として、この事実を知っておくことは、従業員の健康管理と組織の持続性を守るうえで重要な視点です。
睡眠4時間以下の従業員は、虚血性心疾患による死亡リスクが約2.3倍に高まるという研究報告があります。「残業が多くて睡眠を削っている社員」は、心臓のリスクも同時に積み上げているかもしれません。
- 「長く寝ていれば安心」という判断も、実は危ない
睡眠時間が10時間以上の人でも、7時間睡眠の人と比べて心疾患リスクが男女ともに1.5倍以上高いというデータがあります。「疲れているから寝かせておく」では対処できない問題が潜んでいます。 - 仕組みは「血管」と「自律神経」にあります
睡眠の乱れが動脈硬化を促進し、交感神経の過活動を招くことで、心臓への血流が不足する「虚血状態」が生じやすくなります。
詳しいメカニズムと、組織として打てる手は——本編コラムで解説しています。


